よろず無駄無し屋

出たとこ勝負な文章ゆえの生々しさ

自慢話大会

 

昨日は夜に事務所で友人達が集まった。

 

内訳は、30代が二人、40代が二人、50代が一人、80代が一人。

 

職種でいうと、町工場の経営、服屋、フィリピンからの出稼ぎ、絵描き、化粧品屋という、年齢、業種共にバリエーションに富んだ面子。

 

まぁ、こういう面子だとね、80代のお婆ちゃんを軸にカオスな状況となっていくんだけども、なかなかこういう雰囲気の会合もないわけで、それはそれで楽しめるわけなのである。

 

仲間が集まって雑談。

 

これは面白い。

色んな年代、職種の人間の色んな価値観が入り乱れての、時に自慢話、時に自虐ネタ、そして時に悪ノリもありながら、生意気にもシリアスな展開にだって発展していくこともある。

 

個人的に一番愉快なのは、それぞれの自慢話。

自慢話っていうとさ、なんだか良いイメージがないような感じがするけれどもね、ウチの会合ではむしろどれだけ自慢話ができるかという競い合いの中に盛り上りのきっかけが潜んでいてね、そんなそれぞれが心行くまで自慢話を披露できるっていう環境は本当に平和だと思うんだよね。

他人の自慢話に嫉妬するような小物は一緒にいてもつまらんのでいらん。

 

 

80代のお婆ちゃんも一生懸命に自慢話を披露してた(笑)

生存継続年数が長いと、なにかと経験は豊富なんだろう。

微笑ましいかぎり。

 

絵描きは我が娘の自分に対する愛情自慢。

いいねいいね、そういうの。

自分の子供に尊敬される親なんてのは今じゃもはや稀少価値がつくのではないか、とか思うのである。

 

フィリピン出稼ぎは二時間残業あとなので疲れて居眠り。

そういうのもアリ。

 

服屋は少し控えめな性格でしゃべくる感じではないけれど、論より証拠とばかりに自分の作った新作のTシャツを披露。

絵描きに頼んでデザインしてもらったそのTシャツは、ドクロの中に目一杯の花柄を散りばめたユニークなものだったが、写真を撮り忘れてここに載せることができないのはすこぶる無念というほかないよ。

 

町工場を経営する幼馴染みは時に頓珍漢なことをいう男で、思わず「こんなんで大丈夫なんかいな?」とか思わせるスリリングな男なんだけども、とにかくなんていうか、野性的なところがあってその行動力たるやさすがのこの無駄無し屋も驚かざるを得ないモンスターだ。

 

そんなアクもクセも強すぎる面子での二時間に渡る雑談は、あっという間に過ぎていく。

 

時を忘れて前向きな自慢話を口角泡を飛ばしながら熱弁してくその様を眺めていると、浮き世のしがらみなんて何処吹く風のように思えてくるのは、けっして悪いことではあるまい。

 

それぞれ忙しい身であるので、そうそう集まる機会はないのだけれど、時には心のサウナのような感覚でこういう会合を開いていきたいね。

 

次回の会合では誰がどのような自慢話を披露してくれるのか、今から楽しみである。